ごあいさつ

当サイトをご訪問いただきありがとうございます。

特定非営利活動法人蔵の街ウエイブは、平成18年に栃木市内の共同作業所を統合し、障害者自立支援法に則して就労継続支援B型事業所を開設しました。また、栃木市、壬生町の委託を受けて、地域活動支援センターを併設しております。

就労継続支援事業は、一般企業に就職をするための作業訓練として利用する方、年齢や病状により日中の作業はもとより、レクリエーション、勉強会、年間行事に参加して、共に活動を楽しみたい方などが通所されております。

地域活動支援センターでは、居場所として利用でき、日々の生活リズムを安定させることを一つの目標として、疾患によって不得意になってしまった掃除、洗濯、調理、コミュニケーション等のリハビリを行っております。また、地域の福祉祭りやイベントで自主製作品の販売をとおして、精神疾患、障がいについての啓発のチラシを配布しております。精神障がいを抱える当事者自らが活動することで、公共の福祉に寄与し、共生社会の一員であることを実感することは有意義であり、今後も積極的に取り組んでまいります。

平成24年5月に相談支援事業所を開設しました。障害福祉サービスを利用になる方のサービス等利用計画をご利用者様と一緒に作り、関係する事業所ときめ細かなサービスの提供ができるよう取り組んでおります。

今後とも関係各機関、施設・ご家族様のご叱正・ご指導を心よりお願い申し上げます。

蔵の街ウエイブ 基本理念

障がいを抱えていても、個人として尊重され、住み慣れた地域で、自分らしく生活できるよう支援します。


蔵の街ウエイブ 基本方針

同じ病や悩みを持つ仲間と活動するための安心できる居場所を提供します。

生活の質を高めるために生活力を身に付け、やりがいや生きがいを感じて地域で生活できることを目指します。
また、就労に向けての訓練を行います。

社会資源を上手に活用して生活するために相談支援の充実を図ります。

精神障がいとそれにともなう生活のしづらさの理解を求めるための啓発活動を行います。


蔵の街ウエイブ ロゴマークの由来

ロゴマーク

ウエイブ(WAVE)は、英語で「波」の意味です。海原の大波と蔵の街・栃木の白壁と甍の波を表しています。心の病は、季節や日々によっていろいろな波に変化しますが、ウエイブに通い仲間とともに活動することによって、さざなみのように日常を安心して過ごせたら…との願いが込められています。

事業所紹介

就労継続支援B型
蔵の街ウエイブ第1事業所

障がいにより企業などに就職する事が困難な精神障がいを被った方に対し、雇用契約を結ばずに働く場所を提供します。

就労継続支援B型の特徴は、障がいや体調に合わせて自分のペースで働くことができます。
「フルタイムで働くのは難しい。短い時間だけでも自分の能力を生かしたい」という方でも安心して作業ができます。
また、「障がいや病気になる前は一般企業で働いていたけれど、今は体調に合わせて作業をやってみたい」と考える方が、一般就労や就労継続支援A型に移行する前に、リハビリを兼ねてB型事業所で就労の準備をするといった段階を踏むこともできます。B型には利用期間の制限もありません。

当事業所では従業員の賃金改善にあたって栃木県より下記の助成金、交付金を受給しております。
1. 福祉・介護職員処遇改善助成金
2. 福祉・介護職員等特定処遇改善助成金
3. 福祉・介護職員処遇改善臨時特例交付金

福祉専門職員配置等加算について
当事業所は福祉専門職員配置等加算(II)を算定しております。

地域活動支援センター
さざなみの家

地域活動支援センターとは
地域で生活している精神障がいを被った方が利用できる通所施設です。地域で暮らす方のなかには、積極的に地域社会との繋がりを持つことが難しく、孤立してしまう人もいます。地域活動支援センターではそのような方に対して日中の居場所づくりや生きがいづくり、日常生活での困りごとを相談できる機会の提供などを行い、地域社会との交流を促進する役割を持っています。

指定特定相談支援事業所
相談支援ウエイブ

障害福祉サービス等を利用するために市町に相談すると、サービス等利用計画を作成して提出するように求められます。相談支援事業所の相談支援専門員がご利用者様と一緒に計画を作成します。利用が開始されてからはサービス等利用計画の見直し(モニタリング)を行います。また、円滑にサービスが提供されるようにサービス事業者等との連絡調整などを行います。

まずはご連絡ください。事業所またはご自宅に伺いご相談を承ります。

  • 事業所名 相談支援ウエイブ
  • 住  所 栃木市平柳町1-2-7
  • 電話番号 0282-23-4465(FAX兼用)
  • 受付時間 9:30から15:00

精神障害者支援体制加算の算定にあたって
精神障害者支援体制加算の算定にあたって 当事業所では、厚生労働省の定める栃木県精神障害者地域移行・地域定着支援関係者研修の修了者を配置しております。
第H30-005号
第R3-1005号
第R3-1006号

活動紹介

SST(ソーシャルスキル・トレーニング)

「社会生活技能訓練」 と訳され、認知行動療法に基づいたリハビリテーション技法です。精神に障がいを被った方が社会で生活していくために、対人関係を良好に維持する技能を身に着けていただくために精神保健福祉士が行います。

日常生活相談

障がいによる生活のしづらさについて、金銭管理、服薬管理、健康管理、ヘルパー利用など身の回りのことでの困りごとを一緒に考え、福祉制度を紹介していきます。健康面については毎週1回看護師による血圧測定や健康相談を行っております。

就労支援(パソコン教室など)

Microsoft Word〔ワード〕やExcel〔エクセル〕を使って文書や金銭出納帳など生活に密着したパソコンの使い方を学びます。

公園の掃除などの環境美化活動

栃木市から委託を受けた公園の清掃を他施設と協同して行います。

レクリエーション活動

年間行事では、新年会、花見、映画鑑賞、食事会、日帰り旅行(一泊旅行)、クリスマス会、忘年会などがあり話し合いをもって決めていきます。

  • 運動
    卓球、バドミントン、ソフトバレーボール
  • 施設内の大会
    卓球、ボウリング、健康マージャン
  • 趣味
    将棋、トランプ、オセロ、カラオケ
作業活動

アクティブな作業として、栃木の特産品「とちおとめ」の出荷時期には、JAからイチゴのヘタ取り作業を受託し、工賃アップに繋げています。この事業はJAから規格外のイチゴを引き取り、ヘタを取った上でジャム加工会社に納品し、製造されたジャムが学校給食で提供されております。参加者は、作業をとおして自分たちの主体性を見出し、やりがいに繋がっています。この作業の一連の流れがとちぎケーブルテレビで取材され、給食で子供たちが「とてもおいしい」と喜んで食べている姿が地域に放送されました。

概 要